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望月 祐志*; 舘脇 洋*
Chemical Physics, 273(2-3), p.135 - 148, 2001/11
被引用回数:23 パーセンタイル:58.76(Chemistry, Physical)4成分の相対論的分子軌道計算(Dirac-Hartree-Fock,Relativistic M摂動)により、3価のランタノイド,アクチノイドイオンと水分子との錯体を系統的に調べ、イオン-水分子間距離,安定化エネルギーMulliken密度などを評価した。本計算から、相対論効果の大きさ、並びに相対論と電子相関の分離性が示されたほか、錯体における電子的相互作用の描像が明らかになった。
樋口 雅彦; 大貫 惇睦*; 長谷川 彰*
Czechoslovak Journal of Physics, 46(4, Suppl.), p.1891 - 1892, 1996/04
被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Physics, Multidisciplinary)強相関伝導系化合物には、磁気構造を有するものが多数ある。これらの電子構造の解明には、相対論的効果と、スピン及び軌道電流密度との磁気的相互作用による効果を考慮に入れる必要がある。従来、この問題に対してはどちらか一方を摂動論的に扱ったり、あるいは両者を摂動論的に扱うなどして、不充分であった。本研究では、量子電磁力学に基づく多体系ハミルトニアンを用いて密度汎関数理論を展開し、上記の2つの効果を同時に扱うことに成功した。求められた一電子方程式は、磁気効果をZeeman項型の項として取り込み、相対論的効果はDirac方程式であることにより保証されている。本理論は重い電子系超伝導化合物UPt, UPdAl等のノーマル状態の電子構造の解明に有効であると期待される。